ポイを始めてからというもの、靴下を沢山買っている。靴下を使うと、ポイが簡単に作れるからだ。
最初、ポイはタイプの違うものが2つくらいあればいいか、と思っていた。紐タイプのものと、ソックスポイ、この2つ。
そこで、ハイソックスと、足首ソックスを買ってきて、2種類作った。
最初は無茶苦茶にしか回せなかったので、何でもよかったけれど、やっているうちに、重さだとか、長さだとか、持ち手の具合とか、スカーフがどうのとか、気になることが増えてきて。ほどいて改良したりもしたけど、一度作ると愛着がわいてしまって、解体するのが惜しくなってしまったりもする。じゃあ、新しいもの作るか、という結論となり、靴下を買いあさるようになったという訳だ。
でも、ポイづくりに使いやすい靴下は、かかと部分を立体にしていないまっすぐの物だ。それが、あまり売っていない。売っていてもデザインや長さが合わない。なかなか出会えないので、普段はかかとがあるタイプでかかとを目立たさないように工夫して使っている。
今では、靴下を見かけると、「ポイの作りやすさ」を基準に見るようになってしまった。かかとは?長さは?見える部分の模様は?自分で履くものを探す時より、じっくり時間をかけて選ぶ。なのに、いざ使ってみると思っていたのと違う出来となり、また新しい靴下に思いをはせる。靴下ジプシーだ。
ポイは増えているのに、技の方は、大した進歩はない。
最近はようやく、逆回しのウインドミルがちょっとだけできるようになってきたので、3ビート前→3ビート後ろ→ウインドミル→3ビート前→(反対側からのターン)3ビート後ろ→(反対側からのターン)→逆回しウインドミル→スタートに戻る、という、少し長めの練習をしているところ。
ヒップリールは片手ではできるが、両手を動かすとわやくちゃなまま。
ストールをやろうとして悪戦苦闘したけれど、息子の爆笑で終わる。
そんな毎日が楽しい。