ある日突然の天パ、ある日突然のジャグリング

天パのオカンがジャグリングに挑戦します!

文化祭行ってきた

文化祭行ってきた

23日祝日。おかんが息子の大学の文化祭に行くなんて、恥ずかしい事なんじゃないかと、悩んで悩んで。でも、結局行ってきた。

 

生のジャグリングをどうしても見たかった。今は動画でいくらでも見られる時代だけど、生で目の前で見られるなら、そんなチャンス逃したくない。でも、遠いから、乗り換えや向こうでの徒歩に不安がある。私はえげつない方向音痴だ。と、悩んでいたところ、息子が同じくらいの時間に出発するので、一緒に行けばいいじゃないかと提案してくれたので、行くことにした。息子は友達に紹介するとまで言ってくれたが、そこは遠慮して、ついてからは別行動で。

 

息子の大学のジャグリングサークルは、かなりレベルが高いらしい。中学生くらいから始めた人もいたりするので、1年生でも初心者ではなかったりするそうだ。そんな演技が見られるなんて、ラッキーだ。ディアボロ・シガーボックス・デビルスティックは、生演技を見たことがなかったし、ボールやクラブに関しては、ちょっとした思い違いがあったことに気が付いて、見にいって、本当に良かった。楽しかった!

 

その、思い違いについて。

半世紀近く生きてきて、大道芸のショーを見たことは何度かある。ボールを投げたり、クラブを投げたり、竹馬みたいなのに乗ってたり、バランスボードみたいなのに乗ってたり。すごいなと感動したりもするけれど、出来て当たり前として見ていたから、落としたら、「この人へたくそだな」とか思ってたし、失礼にもほどがあるが「そんな簡単なことだけしかやらないの?」とか思ってた。

息子から、みんな上手だと聞いていたけど、緊張しすぎて、簡単なところでも失敗がつづく子もいる。最後の最後、大技が決まらない子もたくさんいる。技の習得だけではなく、人前に立つプレッシャーとも戦わなくてはならない。私より息子より断然上手な子たちが、失敗してしまうところを目の前で見て、「出来て当たり前」ではないんだと気が付いた。逆に「失敗して当たり前」な感じだ。

職業としている人は、やっぱり失敗は避けなければならないので、練習に練習を重ね、場数を踏み、努力の結果をみんなに披露しているわけで、よくある「皆様のお気持ちを形に・・・」というのもうなずける。ただで見るなんて、これからは絶対にできない。形にさせてもらいます。

 

ジャグリング人口

今まで、身近なところでジャグリングをする人はいなかった。ジャグリング=大道芸やサーカス=ごく一部の限られた人だけが職業としてするもの。というイメージだった。それが、あちこちの大学でサークル活動されていたり、中学校や高校でもクラブがあったりすると知った。大きな大会まであるし、調べてみたら、あちこちの公園で練習会なんかもやっている。後で聞いたところによると、文化祭で、私の周りで見ていた若い子たちは、他の大学のジャグラーさんたちだったようで、結構な人数が集まっていた。知らない世界だっただけで、知ってみれば、かなりの人口がいるようでビックリだ。

ただ、それでも、「メジャーな競技」というにはほど遠く、関西にはショップがない。地域の集まりにも、ジャグリングはない。今のところ、息子としかジャグリングの話しができなくて、ちょっと寂しい思いをしている・・・。